家で人が亡くなったという事実だけで、売却の方法や説明すべき内容をこの場で決めることはできません。記憶や伝聞を分け、分かる範囲の出来事を正確に記録することから始めます。

相談前に残しておきたい記録

  • いつ、どこで、どのような事情があったと分かっているか。確認できた資料と、伝聞は分ける。
  • 発見までの経過、清掃や修繕の有無、家の現在の状態。分からないことは無理に埋めない。
  • 相続・所有名義の状況、家財の整理や管理の担当者。

国土交通省には、宅地建物取引業者が人の死について取引相手にどう告げるかを整理したガイドラインがあります。これは個別事案をこのサイトが判定できるという意味ではありません。

相談先に確認すること

  1. 確認した事実を先に伝える。出来事を伏せたり、反対に分からないことを断言したりせず、資料に沿って説明します。
  2. 提案の前提を聞く。現況で売るのか、清掃・修繕が必要なのか、現地確認が必要なのかを分けて聞きます。
  3. 金額と条件を分ける。提示金額だけでなく、立会い、残置物、必要書類といった負担も比べます。
告知の要否や内容は個別に確認

人の死に関する取引上の扱いは事情や売買・賃貸の別でも異なります。このページは一律の告知義務を述べるものではありません。具体的な取引は宅地建物取引業者や弁護士へ相談してください。

その後の管理も忘れない

売却の相談まで時間がかかる場合は、施錠、雨漏り、庭木などの管理状況も確認します。遠方で管理が難しければ、国土交通省の空き家管理チェックリストを参考に、現地の支援先を検討できます。

売却・清掃・管理を分けて依頼する

今したいこと確認する相手と内容
売却の方法を知りたい事情を扱う不動産会社へ、現況での相談受付・必要資料・現地確認の流れを聞く。
清掃だけ頼みたい清掃を扱う事業者へ作業範囲と見積もりを確認。売却査定の申込とは分ける。
説明の範囲で迷っている事実関係を取引を扱う宅地建物取引業者に伝える。法的な争いがある場合は弁護士への相談も検討。
相談を始める例

「相続した家の売却を検討しています。家で人が亡くなった事情があり、分かる事実をまとめました。相談対象か、価格の提示までに何の確認が必要かを教えてください。」

よく迷うこと

詳しい事情が分からない場合は?

確認できた情報・人から聞いた情報・不明な点を分けて伝えます。無理に推測して記入せず、何を追加確認すべきか相談先に聞いてください。

先に清掃・修繕をすべて済ませるべきですか?

衛生・安全の対応と、売却のための工事を分けて考えます。売却目的の追加工事は、現況で相談できるかと費用負担を確かめてから判断します。

売却の相談へ進むなら

用意する資料と、提示額・費用・引渡し条件の比べ方を確認できます。

査定前の準備と比較のしかた →
どこに相談するか迷ったら

名義・道路・売却価格など、相談したい内容から窓口の種類を選べます。

相談先の選び方を見る →

確認に使った公的資料

このページは公的資料の整理と当サイトの説明です。個別物件の査定・成約実績ではありません。編集方針と確認範囲もご覧ください。

制度や対応は変わることがあります。実際の手続きを進める際は各機関の最新情報をご確認ください。